琵琶湖以外にも、魅力的な観光スポットが目白押し
日本のほぼ真ん中、内陸に位置する滋賀県は、県土の約6分の1を占める「琵琶湖」を擁することで知られています。琵琶湖は面積約670㎢、最深部約104mにもなる日本で一番大きな淡水湖です。古くは淡水の海という意味の「淡海」と呼ばれており、琵琶湖と呼ばれるようになったのは江戸時代から。形が楽器の琵琶に似ていることがその名に由来したともいわれています。古い歴史を持つ湖で、現在の琵琶湖は少なくとも40万年もの間、今の場所に定まっています。一般的な湖は土砂の堆積の影響を受けて1万年程で消失する中、10万年以上の歴史を持つ湖は珍しく、世界でも20ほどしかない貴重な古代湖です。そこには長い時間をかけて独自の進化を遂げた水生動植物の固有種が60種以上も生息しています。またレジャースポットとしても人気で、ヨットやカヌーなどの湖上スポーツが盛んです。夏には湖水浴や湖上クルーズを楽しむ人、サイクリングやウォーキングで琵琶湖一周(ビワイチ)にチャレンジする人でにぎわいます。
滋賀県は琵琶湖を擁する近江盆地と、周囲を囲む山地から成り立っており、県全体では次の7つのエリアにわかれています。比叡山延暦寺など荘厳な社寺が集まる「大津エリア」。近江富士と呼ばれる三上山をはじめ、自然の絶景があふれる「草津・湖南エリア」。忍者の町、狸の置物が出迎える陶器の町としても知られる「甲賀・信楽エリア」。近江商人屋敷の街並みや、織田信長の天下統一の拠点「安土城跡」の残る「近江八幡・東近江エリア」。天下の名城、国宝・彦根城のある「彦根・湖東エリア」。琵琶湖に浮かぶ「竹生島」や日本百名山のひとつ「伊吹山」などがある県内屈指の観光エリア「長浜・湖北エリア」。湖面に大鳥居がそびえ立つ白鬚神社をはじめ、名勝・景勝地の宝庫「高島・湖西エリア」。どのエリアにも、魅力的な観光スポットがいっぱいです。ぜひ足を運んでみてください。
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日本のほぼ真ん中、内陸に位置する滋賀県は、県土の約6分の1を占める「琵琶湖」を擁することで知られています。琵琶湖は面積約670㎢、最深部約104mにもなる日本で一番大きな淡水湖です。古くは淡水の海という意味の「淡海」と呼ばれており、琵琶湖と呼ばれるようになったのは江戸時代から。形が楽器の琵琶に似ていることがその名に由来したともいわれています。古い歴史を持つ湖で、現在の琵琶湖は少なくとも40万年もの間、今の場所に定まっています。一般的な湖は土砂の堆積の影響を受けて1万年程で消失する中、10万年以上の歴史を持つ湖は珍しく、世界でも20ほどしかない貴重な古代湖です。そこには長い時間をかけて独自の進化を遂げた水生動植物の固有種が60種以上も生息しています。またレジャースポットとしても人気で、ヨットやカヌーなどの湖上スポーツが盛んです。夏には湖水浴や湖上クルーズを楽しむ人、サイクリングやウォーキングで琵琶湖一周(ビワイチ)にチャレンジする人でにぎわいます。
滋賀県は琵琶湖を擁する近江盆地と、周囲を囲む山地から成り立っており、県全体では次の7つのエリアにわかれています。比叡山延暦寺など荘厳な社寺が集まる「大津エリア」。近江富士と呼ばれる三上山をはじめ、自然の絶景があふれる「草津・湖南エリア」。忍者の町、狸の置物が出迎える陶器の町としても知られる「甲賀・信楽エリア」。近江商人屋敷の街並みや、織田信長の天下統一の拠点「安土城跡」の残る「近江八幡・東近江エリア」。天下の名城、国宝・彦根城のある「彦根・湖東エリア」。琵琶湖に浮かぶ「竹生島」や日本百名山のひとつ「伊吹山」などがある県内屈指の観光エリア「長浜・湖北エリア」。湖面に大鳥居がそびえ立つ白鬚神社をはじめ、名勝・景勝地の宝庫「高島・湖西エリア」。どのエリアにも、魅力的な観光スポットがいっぱいです。ぜひ足を運んでみてください。