世界でも最大級と言われる孔子の像
湯島聖堂の特徴は、何と言っても儒教思想を受け継いできたという点です。
慌ただしい東京の雑踏から逃れて一息つきたくなったら、この静けさに満ちた孔子廟を訪ねてみましょう。湯島聖堂は、アジア大陸から日本に伝わり、内省と平穏を得るための独特の空間を生みだした哲学思想の偉大さを思い起こさせてくれます。
この聖堂の始まりは江戸時代にさかのぼります。この孔子廟は、元々は個人の信仰に基づいたもので、当時、徳川家の将軍4代にわたり学問をもって仕えた朱子学者、林羅山によって造られました。明治時代には、聖堂の構内に東京国立博物館、文部省、お茶の水女子大学などの多くの機関が置かれていたこともありました。
湯島聖堂の特徴は、何と言っても儒教思想を受け継いできたという点です。東京に残るいくつかの儒教関連施設とともに、孔子の教えが日本の歴史にどのような影響を与えたかを知ることができる重要な場所です。聖堂には、築数百年におよぶ建築とともに、世界でも最大級と言われる孔子の像があります。湯島聖堂では、現在も年間を通じて文化講座や伝統行事が盛んに行われ、孔子の教えを今に伝えています。
営業時間
聖堂の公開時間は9:30~17:00(冬季は16:00まで)です。
- 〒113-0034 東京都文京区湯島1−4−25
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ウェブサイト
- JR「御茶ノ水」駅より徒歩2分