白神山地（白神の森 遊山道／十二湖・青池／暗門の滝）

日本の東北地方に位置する白神山地は、非常に美しい山岳地帯で、原生的なブナ林が残っている数少ない地域の1つです。人為的な影響を受けていない森林が評価されてユネスコ世界遺産に登録されたこの地では、手つかずの山、湖、滝などの美しい光景が見られます。
人気の高いハイキングスポットの1つは、3つの名瀑からなる暗門滝です。最も高い滝に近づくにつれて道は徐々に細くなります。落差42メートルのこの滝は迫力満点です。もう1つの目玉は十二湖です。中でも青池は、鮮やかな青色の色彩で人々を魅了しています。十二湖の入口では、茶色と灰色の岩肌がむき出しになった大断崖、日本キャニオンを見ることができます。
豊かな自然が残されたこの地の主なレジャーは、ハイキング、ボート、キャンプ、釣りです。十二湖エコミュージアムセンターでは、8000年前に誕生したブナ林に関する展示物をご覧いただけます。運が良ければ、野生のツキノワグマや、この地で確認されている87種の鳥のいずれかに出会えるかもしれません。
世界遺産白神山地への入林は、その繊細な生態系を保護するために制限されていますが、入山届出を郵送するか直接持参して許可を得ることができます。