船場ビルディング

大阪市の中央に位置し、レトロな雰囲気と魅力にあふれた建築物である船場ビルディングは、日本の近代都市大阪の定番スポットです。ヨーロッパの街でよく見られるタイル張りの外観を持ち、さまざまな役割を果たしてきたこのビルは、今なおすべての大阪観光客に必見の観光スポットと言えます。
この建物は1925年、江戸時代に大阪城への物資輸送に使用されていた大通りに建設されました。船場ビルディングの中庭は、現在も当時の姿を残すユニークな屋外空間で、荷馬車を引き込むために特別に造られたと言われています。吹き抜けの天井、ステンドグラスなど趣ある特徴を備えたこのビルには、従来の日本建築とは一線を画す魅力的な美しさが漂います。都会の隠れ家のようなこのユニークなビルの中庭をぜひ散策してみてください。
現在はオフィスやスタジオ用のテナントビルになっていますが、観光客はこのレトロな建築の魅力に引き込まれてしまいます。屋上の英国風庭園も見逃せません。250種の花木に囲まれたこの庭園は、夏場の大阪の暖かい気候を楽しむのに最適な場所です。
タイムスリップした気分を味わえるこのビルの散策は、建築物に興味がある方はもちろん、ひと味違った大阪観光を楽しみたい観光客のやりたいことの1つになるはずです。


営業時間
日曜日以外、毎日営業しています。船場ビルディングを見学するには、事前に予約が必要です。