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伝統工芸を今に受け継ぐ、「和紙のふるさと」

道の駅に併設された、伝統的手工 芸品の展示・実演・体験をおこな う文化施設

緑豊かな秩父の山々に囲まれ、町の中央を槻川が流れる自然に恵まれた小川町は、古くから和紙や絹、建具・酒造などの伝統産業が盛んな町です。中でも、この地域における和紙の歴史は8世紀にまでさかのぼるといわれており、江戸時代には紙の名産地として栄えました。埼玉県小川町・東秩父村で継承されている伝統的な手すき和紙として有名なのが、「細川紙」です。素朴ながらつややかな光沢と毛羽立ちにくい強靭な耐久性が特徴で、その製作技術は1978年に国の重要無形文化財に指定。2014年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。今もなお、小川町は伝統を受け継ぐ「和紙のふるさと」として知られています。

日本が誇る伝統工芸を今に伝える「埼玉伝統工芸会館」は、道の駅 おがわまちに併設されています。常設展示室では、30品目に及ぶ県指定の伝統的手工芸品をすべて展示。手すき和紙が体験できる「和紙工房」のほか、さまざまな伝統的手工芸品の職人技が見られる実演、ものづくり体験教室が随時開催されています。また、道の駅 おがわまちには、朝採り野菜や、地酒、和菓子、惣菜、スイーツなど農産物・特産品を販売する直売所や、地元小麦を100%使った自家製粉の手打ちうどんが味わえる食事処も。小川町の魅力がたっぷり詰まった道の駅にもぜひお立ち寄りください。
  • 〒334-0058 埼玉県比企郡小川町大字小川1220
  • ウェブサイト
  • ・東武、JR小川町駅から川越観光バス小川パークヒル行きで12分、バス停:伝統工芸会館前下車、徒歩すぐ
    ・関越道嵐山小川ICから国道254号経由で約10分

周辺紹介 | 埼玉伝統工芸会館

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