多くの人を魅了してやまない奥日光三名瀑のひとつ
名瀑が竜の頭で二分されることで、目の前に現れる四季折々の風景
「竜頭の滝」は奥日光三名瀑のひとつ。全長210メートル、幅10メートルの迫力のある景観が楽しめます。滝壺には大きな岩があり、落ちてきた滝がそこで二手に分かれます。その様子が竜の頭が滝から姿を現したように見えることから、竜頭の滝と名付けられました。
竜頭の滝は湯ノ湖から流れ出た水が戦場ヶ原を流れくだって湯川となり、その下流にあります。この滝を眺めるポイントは2ヵ所。一つは下流側正面にある観瀑台からの眺めで、非常に迫力のある滝の姿を見ることができます。もうひとつは東側の散策路より側面から眺めるポイント。ぜひ、2ヵ所のおすすめポイントから眺めてみてください。
新緑の頃やツツジが咲く季節、紅葉が最高の滝の見頃だと言われますが、四季折々どの季節も美しく、季節の移ろいとともに眺める滝のしぶきはきっと見る人の心を楽しませ、癒やしてくれることでしょう。明治の文豪、幸田露伴も絶賛した自然の造形を、ぜひ味わってみてください。滝の見学は無料です。また、滝を見ながら休憩できる「竜頭の茶屋」もあります。
- 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠
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ウェブサイト
- JR日光駅もしくは東武日光駅から東武バス「湯元温泉」行きに乗車し、「竜頭ノ滝」で下車、徒歩2分