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サンゴ礁や希少な植物も生息する陸続きの無人島。

首都圏にありながら多様な自然が残され、縄文時代の遺跡や地層も見所。

房総半島館山湾の南端にある「沖ノ島」は陸続きの島で、南房総国定公園の一部を成し、周囲約1kmの無人島。明治時代までは沖合500mにありましたが、関東大震災による海底の隆起で砂が堆積し、昭和28年に陸続きになりました。首都圏にありながら多様な自然が残されている場所です。

岩場と砂浜が混在し、釣りなどの磯遊びや海貝の採集などを楽しめ、夏は沖ノ島海水浴場もオープン。サンゴ礁の北限域でもあり、シュノーケリングで見ることができます。また、ハマオモトやハマナタマメなど美しい海岸植物にも出合えます。

島の内部は森が広がり、ヤブニッケイやタブノキなど暖温帯植物が鬱蒼と茂り、昼間でも薄暗く感じるほど。特に高さ18mのタブノキは島の守り神のご神木にもなっており必見です。また、宝縄文時代の遺跡や地層など見所が満載。沖ノ島を拠点にさまざまな自然体験プログラムを実施しているNPO法人もあるので、そうしたツアーに参加すれば楽しみはさらに広がります。
  • 〒294-0035 千葉県館山市館山1563
  • ウェブサイト
  • 最寄駅からのアクセス ・JR「館山」駅より車で15分

周辺紹介 | 沖ノ島公園

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