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歴代岡山藩主の想いが詰まった、安らぎの場所

日本三名園のひとつ、歩きながら景色を楽しむ回遊式庭園

岡山後楽園は1700年に岡山藩主池田綱政が”やすらぎの場”としてつくらせた、江戸時代を代表する大名庭園です。広い芝生地や池、築山、茶室が園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺めることができる回遊式庭園として知られています。1934年の室戸台風による水害、1945年の戦災で焼失の被害に遭いましたが、遺された絵図をもとに復元。当時の姿を大きく変えることなく、今日に受け継がれています。1952年に特別名勝に指定され、水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並ぶ、日本三名園のひとつです。

園内の景観は、藩主が変わるたびに好みや社会情勢によって手が加えられ、時代によって変化しています。最も重要な建物は、園内外の景色が一望できる居間としてつくられた「延養亭(えんようてい)」。歴代藩主がここから庭園の眺望を楽しんだと言われています。他にも、広大な園内には能舞台や茶室などの様々な建物が点在しており、歴代藩主それぞれの想いを感じることができます。また、園内で収穫された作物を使った商品「お庭そだち」もお土産として人気です。幕末から続く井田(中国周時代の田租法)で収穫された餅米が使われたあられ、梅林で採れた青梅を使った梅ジャムや梅酒、茶畑で採れた茶葉を使った煎茶や紅茶などが販売されています。JR「岡山駅」からは車で約10分、東口のターミナルから直通バスも利用できます。

写真提供:岡山後楽園
  • 〒703-8257 岡山市北区後楽園1-5
  • ウェブサイト
  • JR岡山駅からバス約10分~15分

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