温泉ファン垂涎の山あいの秘湯
ブナの原生林に包まれた秘湯で、7つの湯を日帰りで楽しむ贅沢
秋田県東部、十和田八幡平国立公園の乳頭山麓に点在する7つの湯宿の総称。JR田沢湖駅より路線バスなどでアクセスする人里離れた秘湯です。乳頭温泉郷には10以上の源泉があり、それぞれの施設が独自に引いているため、泉質や効能が異なるところも魅力。日帰り入浴ができるので、温泉の違いを比べてみるのもお勧めです。
秋田藩主の湯治場で最も歴史が古い「鶴の湯」は乳白色の混浴露天風呂が自慢。川のせせらぎを聞きながら露天風呂を楽しめる「妙乃湯」、打たせ湯のある「黒湯温泉」、近くの沢に蟹が生息することから名付けられた「蟹場温泉」、昔ながらの湯治場の風情が残る「孫六温泉」、夏は足湯を楽しめる「大釜温泉」、美しいブナ林に囲まれた「休暇村乳頭温泉郷」。
これら7箇所の入浴が可能な「湯めぐり帖」(1,800円)を発行し、湯めぐりに便利なバス「湯めぐり号」も運行しています。また、日帰り入浴の食事は、鶴の湯の茶店がお勧め。名物の山の芋鍋やカレーなどを気軽に味わえます。田沢湖駅からアクセスしやすい、温泉ファン憧れの秘湯です。
- 〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内
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ウェブサイト
- JR田沢湖駅より路線バスで約50分。