野間埼灯台

野間埼灯台は、伊勢湾を一望する砂浜に立つ美浜町のシンボル。1921年に設置された、愛知県最古の灯台です。高さ18mの灯台は、漫画に描かれるような典型的なかたちをしており、そのノスタルジックな姿が注目を集めています。晴れた日には白亜の灯台が海と空の青に映え、水平線に夕日が沈むマジックアワーには色彩豊かな風景の中に灯台のシルエットが重なる絶景を堪能することができます。ベンチに座ってゆっくりと景色をお楽しみください。

100年以上にわたって伊勢湾を行き交う船が安全に航行できるよう見守り続けている野間埼灯台は、恋人たちの聖地としても有名です。灯台のそばには「終止線なく永遠に」という願いが込められた、五線譜をモチーフにしたモニュメント「絆の音色」があります。ここに永遠の愛を象徴する南京錠をかけると、恋愛が成就する、二人の絆が深まるというジンクスがあり、デートにもぴったり。ほかにも、鐘を鳴らして愛を誓う「絆の鐘」が設置されている、恋人たちに人気の観光スポットです。灯台のすぐそばに広がっているのは、約900mの白い砂浜が続く小野浦海水浴場。県内でも2番目の規模を誇る遠浅の海岸で、海水浴シーズンは家族連れなどたくさんの人でにぎわいます。