錦市場

数百年の伝統を誇る錦市場では、今でも昔の京都を体験できます。この市場では、数世紀経ってもほとんど変わらない京都の食文化を垣間見ることができます。「京の台所」として知られる錦市場は、地元産の食材や食品を求める地元の市民と観光客で毎日にぎわっています。
錦市場の始まりは、最初の店が開店した1310年にさかのぼります。錦市場は開場当初は魚市場で、魚は現在も主力商品の1つです。 やがてその他の店舗が加わり、完全な卸売から小売への移行を経て現在に至っています。地元の市民も観光客も京都の最高の食材を探して、今なお健在の「文化の象徴」と言えるこの市場に足を運んでいます。
他の一部の市場とは異なり、錦市場の店舗の多くは1種類の食材や食品を扱う専門店です。地元の市民は漬物を買うために漬物店を訪れ、ある店舗は日本で人気の高い卵焼きを専門に販売しています。こうした専門店も最近は試食品を提供しているため、実際に買う前に味見することができます。小さなカフェやレストランも営業していますが、錦市場は現在も忠実にその起源である商の場としての姿を残しています。年中無休のこの市場は、京都の食文化を味わえる最高の場所です。


営業時間
営業時間は各店舗で異なりますが、通常は9:00～18:00の時間帯で営業しています。