日本武道館は皇居の北の丸公園内に位置し、東京の中心地にありながら緑豊かな環境に囲まれています。日本の伝統文化である武道の振興と発信を担う重要な施設として、多くの人々に親しまれている日本武道館。著名アーティストのライブ会場や企業・学校行事の式典会場としても多く利用されています。これだけ多様に利用される施設は世界でも珍しく、海外からの観光客にとっても注目のスポットです。
日本武道館の歴史
イメージ日本武道館は、1964年の第18回東京オリンピックを機に建設が進められました。日本の伝統文化である武道を世界に広め、次世代へ継承する目的を持ち、国技館をモデルにした屋根の設計が大きな特徴となっています。その後も様々な武道大会や関連イベントで利用され、2021年に開催された第32回東京オリンピックでも柔道や空手競技が行われました。
重厚感がありながら日本的なシンプルさを兼ね備えているデザインは、遠くから一目見ても日本建築の特徴が分かるように随所に工夫が凝らされています。歴史と伝統を尊重し、大切に守り続けてきたその姿は今も変わりません。音楽や式典などさまざまなイベントでのも多くなった現在でも、日本の武道文化の中核施設という側面は色あせることなく、重要な歴史的遺産として国内外の人々を魅了し続けています。
日本武道館でよく開催されるイベント
イメージ日本武道館では、剣道・空手道・柔道など各武道の大会はもちろん、国内外のアーティストによる音楽ライブが頻繁に開かれます。著名アーティストの武道館公演はファンの間でも特別感があり、武道館ならではの音響や空気感を味わうことができます。大学など教育機関の入学式や卒業式の会場としても利用されることも多く、人生の節目を迎える場としての側面も持つのが特徴です。規模の大きな企業イベント、表彰式、記念式典などが開催されるケースもあるため、ビジネスの機会で訪れる機会も少なくありません。
同じ場所で多種多様なイベントが行われる点は、日本武道館ならではのユニークさと言えます。武道の伝統とエンターテインメントの最先端が交錯するこの場所は、多様性を求める現代社会のニーズに応え続けています。
日本武道館へのアクセス
日本武道館への最寄り駅「九段下」駅2番出口日本武道館へのアクセスは、最寄り駅の東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅2番出口より徒歩5分、東京メトロ東西線「竹橋」駅からも徒歩で約15分。イベント開催時には多くの人が集まり、駅構内や周辺が混雑することもあるため、時間にゆとりを持って行動するのがポイントです。
遠方から訪れる場合、各新幹線の発着駅・東京駅からは「丸の内地下北口」改札を出て地下通路で繋がっている東京メトロ東西線「大手町」駅へ。羽田空港からは京急空港線(都営浅草線直通)で「日本橋」駅へ向かい、東京メトロ東西線に乗り換えるのがおすすめ。どの路線も乗り換えしやすく、駅構内や路線図などの案内が充実しているため、初めて訪れる方でも安心して移動することができます。
日本武道館に近いホテル
九段下駅や飯田橋駅、御茶ノ水駅など複数の駅が至近に存在するため、ホテル選びの幅も広がります。武道館ライブや武道の大会で夜遅くに終了するイベントに参加する場合、できるだけ駅から近いホテルを選ぶことで便利で、安心・快適な滞在が期待できるでしょう。特に皇居周辺や秋葉原エリアも徒歩圏内の立地であれば、イベント前後の時間を有効に使えます。
週末や連休だけではなく大型イベントの開催日は、早めの宿泊予約がおすすめ。日本武道館でのイベントに合わせて上手くプランを組むことで、快適で思い出に残る滞在をお過ごしいただけます。
写真左からホテルマイステイズ飯田橋、ホテルマイステイズ御茶ノ水コンファレンスセンター、ホテルマイステイズ神田ホテルマイステイズ飯田橋
東京メトロ東西線「九段下」駅から1駅、「飯田橋」駅B1出口より徒歩8分のホテル。
機能的なダブルルームやツインルームのほか、2段ベッドが並び7名様まで泊まれる4ベッドバンクなど、ファミリーやグループでの滞在にも快適な客室をご用意しています。駐車場(有料)あり。
ホテルマイステイズ御茶ノ水コンファレンスセンター
地下鉄都営新宿線「九段下」駅から2駅、「小川町」駅A3出口より徒歩3分のホテル。
御茶ノ水駅や秋葉原駅にも近く、会議やセミナーで利用できるコンファレンスルームが充実しているため、ビジネスでの利用もおすすめです。
ホテルマイステイズ神田
地下鉄都営新宿線「九段下」駅から3駅、「岩本町」駅A5出口より徒歩6分のホテル。
東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅やJR山手線、中央線、京浜東北線「神田」駅・JR総武快速線「新日本橋」駅にも近く、都内各地への移動に6つの路線をご利用いただけます。駐車場(有料)あり。