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自然が生み出した渓谷美を味わう、都心に近い癒しスポット

ゆっくりと、時にはスリルを味わいながら自然を満喫する観光船

都心からも近く、美しい自然に囲まれた景勝地として人気の「長瀞」。川の水が深く、流れが静かなところを「瀞(とろ)」と呼ぶことから、その地名に由来しています。荒川がつくり上げた渓谷美や貴重な地形から、国の名勝・天然記念物にも指定された観光名所です。川沿いに広がるのは、幅約50m、長さ600mに渡って岩が板状に重なるダイナミックな「岩畳」。「秩父赤壁」と呼ばれる対岸の岩壁は地質学的にも非常に珍しく、貴重な断層が観察できることから「地球の窓」とも呼ばれています。この長瀞の絶景をゆったりと、時にはスリルを味わいながら楽しめるのが、船頭さんの竿一本で川を下る観光船「長瀞ラインくだり」です。

約3kmを下るコースは2つ。バスで上流に向かい、親鼻橋から岩畳まで下るAコースでは、ポスターなどでよく見かける急流スポット「小滝の瀬」のほか、「荒川橋梁」「亀の子岩」などのポイントを通ります。1914年(大正3年)に完成した、花崗岩とレンガ積みによってつくられた「荒川橋梁」は長瀞を代表する撮影スポットで、運が良ければ秩父鉄道のSLパレオエクスプレスが橋を渡る風景に出会えることも。もう一つは、岩畳から高砂橋へ下るBコース。広い川幅の急流スポット「大河瀬」を通るほか、「カエル岩」も見どころです。当日の水量によって乗船時間は異なりますが、どちらも約20分の舟旅。冬季(1~2月)には、ぬくぬくと温まりながらゆっくりと瀞場を一周する「ぽかぽか こたつ舟」が運行します。
  • 〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞489-2
  • ウェブサイト
  • ・秩父鉄道長瀞駅から徒歩1分で長瀞ラインくだり本部へ
    ・関越道花園ICから国道140号経由30分

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