タイムスリップ気分を味わえる港町。
焼きカレーやハヤシライスなど昔ながらのグルメも堪能。
レトロな街並みが広がる「門司港レトロ」。かつて国際貿易港として栄えた門司港は、明治から大正期の建物が点在し、散策が楽しいエリアです。拠点となるJR門司港駅も大正3(1914)年に建てられたネオ・ルネッサンス様式の建築(2019年3月まで保存修理工事)で、旧門司税関や旧大阪商船、旧門司三井倶楽部など、駅から徒歩で巡ることができます。
優美な佇まいだけでなく内部も見学でき、旧門司三井倶楽部のレストランでは社交場だった頃の面影が残る店内で魚介の創作料理を楽しめます。また、ハヤシライスや焼きカレーはレトロな街にふさわしいメニュー。特に焼きカレーは余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたもので、ご当地の味として観光客にも人気があります。
潮風を感じながらレトロな気分に浸ったら、美しい夜景を堪能してはいかがでしょう。建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンションの31階に、門司港レトロ展望室があり一般に開放されています。高さ103mからの関門海峡や街並みを眺めながら、併設するカフェでゆったり。ロマンチックな門司港散歩の締めくくりにふさわしいスポットです。
- 〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町
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ウェブサイト
- JR小倉駅より門司港駅まではJR鹿児島本線で約14分。