摩耶山

六甲山地の一峰である摩耶山は、自然と歴史があふれるレジャースポットとして多くの人々に愛される観光エリアです。摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーを乗り継いで、山上の「星の駅」に着くと、1,000万ドルの夜景とも評される人気の絶景スポット、「摩耶山 掬星台」があります。掬星台からは神戸市街はもちろん、大阪や関西国際空港までを一望。夜になるとダイナミックな輝きが目の前いっぱいに広がります。

山上周辺にはほかにも、魅力的なスポットがたくさんあります。646年に孝徳天皇の勅願を受け、インドの高僧法道仙人が開創した「摩耶山天上寺」。唐へ留学していた弘法大師が、当時中国で崇拝されていた「仏母摩耶夫人像」を日本に請来し安置したことから、山の名を「摩耶山」と呼ぶようになりました。全国で唯一の摩耶夫人堂が建つ天上寺は、特に安産・子授け・子育ての守護仏として信仰されています。ほかにも、カフェやバーベキューテラス、アウトドアグッズのショップがある「摩耶ビューテラス702」や、アルプスの雰囲気にあふれた牧歌的な景色が広がる「六甲山牧場」など、見どころも豊富です。また、摩耶山には初心者から上級者まで楽しめるさまざまな登山ルートがあり、多くの登山愛好家にも親しまれています。