熊野古道大門坂

当時の熊野詣を偲ぶ石畳と杉木立の古道

熊野三山と呼ばれる3つの大社（熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社）につながる路「熊野古道」は、平安時代より多くの人が巡礼のために歩いた参詣道。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも登録されました。中でも、約640m続く苔むした石段と樹齢800年を超える老杉に囲まれた大門坂は、当時の面影を色濃く残す場所として、今もなおたくさんの人が訪れる人気のスポットです。那智山に向かって大門坂を上り、熊野那智大社、那智の滝を目指すルートは比較的歩きやすいモデルコースになっています。