太平洋の荒波を受けて湾曲する、白く美しい砂浜
伊良湖岬灯台とともに「恋人の聖地」に認定される、ロマンチックな絶景スポット
伊良湖岬灯台から日出の石門まで、太平洋沿いを約1kmにわたって続く、恋路ヶ浜。その昔、高貴な身分の男女が許されぬ恋に落ち、都からこの地に逃れてきたという悲恋の伝説から、その名前がついたと言われています。「名も知らぬ 遠き島より流れ寄る 椰子の実一つ」と歌われた、島崎藤村の抒情詩「椰子の実」の舞台となったことでも有名。この詩を再現するため、「遠き島」に見立てた沖縄の石垣島から、伊良湖岬に届くようにと願いを込めてヤシの実を投流するイベントも毎年おこなわれています。
恋路ヶ浜は「日本の渚100選」や「日本の白砂青松100選」にも選ばれている、白く美しい砂浜です。周辺には遊歩道が整備されており、潮騒を聞きながら散策を楽しむのもおすすめ。晴れた日の夕暮れ時には、光を灯した灯台と夕日で空が赤く染まった海辺の風景が広がり、ロマンチックなムードが漂います。デートスポットとしても人気があり、2006年には伊良湖岬灯台とともに「恋人の聖地」に認定されました。永遠の愛を誓う「幸せの鐘」のほか、「願いのかなう鍵のモニュメント」や「幸せの四つ葉のクローバー発祥の地」があり、恋愛のパワースポットとして多くの人が訪れています。
- 〒441-3624 愛知県田原市伊良湖町恋路浦
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ウェブサイト
- ・JR、名鉄「豊橋駅」より豊橋鉄道渥美線にて約40分、「三河田原」駅より豊鉄バス伊良湖岬行にて約50分、「恋路ヶ浜」バス停下車徒歩約5分
・東名高速道路「豊川IC」より約90分