清澄庭園

日本の首都、東京は世界で最も喧騒に満ちた街の1つでしょう。とは言え、それほど自然から遠いわけでもないことを実感できます。首都東部に位置するここ清澄庭園は、ゆっくりとリラックスできるやすらぎの場所です。1932年の開園以前、庭園のあった土地は大名の藩主、江戸時代の豪商など含む実業家、財閥らによって所有されてきました。
庭園は驚くほど穏やかで、前代の所有者である岩崎家が全国から収集した数々の名石で有名です。そのような名石の1つに俳人、松尾芭蕉の有名な句が刻まれた句碑があります。記念の一枚を撮ってみてはいかがでしょう。
池に沿って配置された磯渡り（飛び石）から池の中の亀や魚を間近に見ることができます。庭園の入口付近には、大正天皇の葬儀に用いられた葬祭殿、大正記念館があります。観光の旅程を庭園で締めくくる場合は、水辺を眺めながら素敵な雰囲気の中で伝統の和食を堪能できる涼亭での夕食はいかがでしょう。


営業時間
庭園の営業時間は9:00～17:00（入場は16:30まで）です。12月29日～1月1日の期間は休園です。