北八ヶ岳ロープウェイ

長野県のほぼ中央に位置する八ヶ岳連峰の中で、比較的に穏やかな山容といわれる北八ヶ岳エリアの中にあり、標高2,400m級の北横岳と縞枯山の鞍部（山と山の間のくぼんでいるところ）にかかるロープウェイ。100人乗りの大型ロープウェイは、山麓から山頂までを約7分で結び、北八ヶ岳周辺の登山を容易にしています。また、登山だけでなく観光やハイキング、冬はスキー、スノーボードなどを楽しむ人たちの足としても人気です。
山頂駅を降りると、国定公園第一種特別保護地域に指定されている坪庭自然園が広がり、1周30分～40分ほどの散策を楽しめます。夏の高山植物をはじめ、紅葉や樹氷、雪景色と季節ごとに異なる景色が魅力。駅に併設された展望デッキからは日本アルプスの絶景を眺められます。
ロープウェイでは食事もでき、山麓駅のレストランでは洋食メニューを中心にした信州ならではの手作り料理を。また、山頂駅には売店と喫茶があり、周辺に自生している高山植物「こけもも」にちなんだお土産も販売しています。