公園の一角にたたずむ静かな美術館
岩手にゆかりのある作家を中心に充実のコレクション。企画展も随時開催
盛岡駅から雫石川を渡り、20分ほど歩くと、盛岡市中央公園が見えてきます。その広大な公園の一角にたたずむのが岩手県立美術館。施設の骨格となる南北に長い大空間「グランド・ギャラリー」は、緩やかにカーブを描く壮大な空間。建物東側には公園が広がり、西側遠方には雄大な岩手山を望むことができる立地も魅力の一つです。
主なコレクション作品は、近現代の岩手に関わる作家を中心に、萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武のほか、現在活躍中のアーティストの絵画、彫刻、工芸などの作品も常設展示しています。また、アート・シネマ上映会、コンサートなどのイベントも随時開催。「美術館てくてくツアー」では、建築の特徴や美術館ならではの設備を紹介し、普段は公開していない美術館の裏側も見ることができます。
白いインテリアが印象的なミュージアムショップ「ガレリーナ」では、書籍や絵葉書、関連グッズを販売しています。明るい陽光の入るレストラン「パティオ」で供するのは岩手県産の食材を使った西洋料理。美術鑑賞の合間にゆったりとくつろげる心地よい空間です。
- 〒020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
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ウェブサイト
- JR盛岡駅西口より徒歩で20分。