到津の森公園

到津の森公園は、自然や動物とのふれあいを通して学習する自然環境教育施設として開園した、小倉の中心地から近い公園です。園内には、約90種480頭羽の動物たちが暮らしています。生息地や空間の棲み分けなど、自然に近い環境を再現することで、動物たちの自然な姿を観察できる展示が特徴。ライオンと草食動物が生息するアフリカのサバンナを再現した「草原の世界」、熱帯雨林の珍しい植物に囲まれて、ゾウやチンパンジーなどが暮らす「林床の世界」、樹上生活をするサルや鳥たちがいるジャングルを再現した「樹冠の世界」、アフリカに生息する絶滅危惧種の希少動物エリマキキツネザルとワオキツネザルが展示された「マダガスカルの世界」など、見どころも豊富。ウサギやモルモット、ロバ、アライグマ、ニホンザルなどにエサやりができる「ふれあい動物園」も人気です。

園内は、動物たちとともにそれぞれの自然環境に応じた植物が観賞でき、景観を含めて楽しめることも魅力の一つです。あちらこちらに季節の木々や草花が植えられており、園内を美しく彩ります。ほかにも、思い切り体を動かして遊べるアスレチック遊具や、観覧車、ミニモノレール、メリーゴーラウンドなどの遊具が揃うプレイランドもあり、小さな子どもから大人まで一緒に楽しめます。広い芝生エリアにはベンチやテーブルが設置されており、お弁当を広げて休憩するのも最適。1日中のんびりと楽しむことができます。