小高い丘に寺院や史跡が連なる日蓮宗の大本山
歌川広重の浮世絵に描かれた総門は見所。名物のくずもちをお土産に。
日蓮聖人が入滅した聖地として、今も多くの参拝客を集める日蓮宗の大本山。小高い丘全体がひとつの大きな伽藍になっており、広い境内には寺院や文化財が点在しています。
歌川広重の浮世絵にも描かれた総門を抜けると、目の前に現れるのは、加藤清正が寄進したといわれる96段の石段。石段を登りきると高台から池上の街が見渡せます。関東最古の五重塔(国重要文化財)や鐘楼、経蔵、多宝搭、大堂などが連なる境内は、風情があり、さながら古都の趣。墓所には力道山ら著名人が眠っています。境内に土産店がありますが、最寄駅までの帰り道には名物のくずもちを売るお店が数軒あり、おみやげにおすすめです。
10月11日から3日間にわたって開催されるお会式は全国的に有名。12日の「万灯練供養」には30万もの参詣客が訪れます。きらびやかな万灯を囲んだ大行列が太鼓や笛をならしながら街を練り歩くさまは圧巻です。
- 〒146-0082 東京都大田区池上1丁目1−1
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