平川動物公園

メインゲートをくぐると桜島と錦江湾の大パノラマをバックにアフリカの草原ゾーンが広がります。桜島をアフリカのキリマンジャロに見立てているからか、キリンやシマウマ、サイといった動物たちが生き生きとして見えます。さらに歩けば、野生のイヌ・ネコゾーン、世界のクマゾーンへ。敷地内を流れる五位野川には親水デッキが施され、南国・鹿児島らしい雰囲気が漂っています。
　インドの森ゾーン、オーストラリアの自然ゾーン、コアラ館。コアラは現在オス２頭、メス４頭が飼育され、過去には繁殖にも成功しています。そのほか、国指定天然記念物で口永良部島とトカラ列島に生息するエラブオオコウモリは日本の動物園で初めて繁殖の成功。かごしまの動物ゾーンで公開されています。
　広い園内の移動はコアラなど動物の顔をあしらった可愛らしいバスで。また、足湯も設置され、動物たちや桜島を眺めながら足の疲れを癒せます。売店ではオリジナルグッズやお菓子などのお土産、ソフトアイスなどを販売。食堂のオープンテラスからはアフリカ園や桜島が一望できます。大人も子供も１日中たっぷり楽しめる観光スポットです。