かつての将軍家の鷹狩場
抹茶を楽しめる御茶屋など都心にいながらにして風流も味わえる庭園。
江戸時代に歴代の将軍によってつくりあげられた回遊式庭園。かつて将軍家の鷹狩場だったという広大な敷地に、潮入の池やボタン園、鴨場などが点在しています。明治維新後は皇室の離宮が置かれていたことからこの名で呼ばれるようになりました。
最大の見どころは、潮入の池。東京湾から海水を引き入れ、潮の満ち干で景色の変化を楽しめます。都内唯一の海水池で、ボラやハゼ、ウナギなどの海水魚が生息しています。中央に浮かぶのは中島。岸辺とは総檜造りの「お伝い橋」で結ばれており、「中島の御茶屋」では、抹茶をいただくことができます。
他にも、四季折々の花が美しいお花畑や、六代将軍が植えたという「三百年の松」など、見どころは豊富。園内を1周するのに1時間ほど。木々の緑を映す水面と、汐留の高層ビル群を眺めながらのんびり散策をお楽しみください。
築地市場の隣、汐留エリアに位置し、水上バスでもアクセスできます。
- 〒104-0046 東京都中央区浜離宮庭園1−1
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ウェブサイト
- 都営地下鉄大江戸線「汐留」駅10番出口より徒歩5分