火山がつくり上げた大自然と神秘の絶景
心地よいドライブコース、気軽な登山から本格的なトレッキングまで、楽しみ方はいろいろ
岩手県と秋田県の県境に位置する八幡平は、雄大な山々と美しい高原に覆われた標高1,613mの広大な火山台地です。火山帯ならではの神秘的な風景や温泉に恵まれ、大自然を満喫するにはぴったりの高原観光地となっています。八幡平を横断するようにつながる道路「八幡平アスピーテライン」は、岩手県側緑ヶ丘ゲートから秋田県の国道341号線に交わる所までの全長27kmのドライブコース。冬期(11月上旬~4月中旬)の全面通行止めが明けると、そこには日本一の長さを誇る八幡平名物「雪の回廊」が姿を現します。
広大な自然と絶景スポットが点在する八幡平には、スニーカーで気軽に楽しめる初心者向けのコースから、本格的な装備で山登りを満喫する上級者コースまで、多様なトレッキングコースがあります。なかでも八幡平山頂周辺の遊歩道は、八幡平の自然を手軽に楽しめる代表的なコースです。山頂からほど近い「八幡沼」は、火口湖沼群のなかでも一番大きな八幡平のシンボル。その近くにある「鏡沼」では、雪が融ける5月中旬~6月中旬のわずかな時期だけ、水面に「龍の目」が現れます。「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれるこの現象は、運が良ければ出会うことのできる神秘の景色です。春は雪の回廊、夏は高山植物、秋は紅葉、冬は樹氷と四季折々の美しい表情を持つ八幡平は、何度でも訪れたくなる場所でもあります。
- 岩手県・秋田県 八幡平
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- 東北自動車道「松尾八幡平IC」より車で約40分
東北自動車道「鹿角八幡平IC」より車で約60分