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学問・至誠・厄除けの神様、菅原道真を祀る神社

御神木「飛梅」をはじめとして、約200種類6,000本が咲き誇る、梅の名所

太宰府天満宮は、菅原道真をお祀りする「学問・至誠・厄除けの神様」。全国に約12,000社ある天神さまの総本宮です。845年京都に生まれた菅原道真は、幼少期から学問の才能を発揮し、神童と称されていました。数々の難関試験に合格し異例の早さで朝廷の要職につくと、さらに多くの功績を残し、当代随一の学者・政治家・文人として活躍します。しかし、政略によって無実の罪を着せられ京都から太宰府に左遷。その後も皇室の安泰と国家の平安、また自身の潔白をひたすら天に祈りながら誠を尽くし、903年にこの地で生涯を終えました。905年、埋葬された御墓所の上に祀廟が創建され、919年には勅命により社殿を建立。その後、朝廷でも無実が証明され、「天満大自在天神」という神様の御位を贈られたことから、「天神さま」と崇敬されるようになりました。菅原道真の人柄や実績、誠を尽くす生き方を多くの人が慕い、現代に至るまで篤く信仰を集めています。

社殿は戦火によって数度焼失しており、現在の御本殿は1591年に備前国の小早川隆景によって再建。築400年以上を経過した今でも桃山時代の豪壮華麗な様式を伝える、国の重要文化財です。太宰府天満宮は梅の名所としても知られています。毎年一番に咲きはじめるのが、道真を慕って一夜にして京都から太宰府に飛んできたと伝えられる御神木「飛梅」。ほかにも、春になると約200種類、約6,000本の白梅・紅梅が一斉に咲き誇ります。
  • 〒818-0195 福岡県太宰府市宰府4-7-1
  • ・西鉄太宰府駅から徒歩5分
    ・九州道太宰府ICから県道76号経由で約15分

周辺紹介 | 太宰府天満宮

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