瀬戸内海に面した塩田跡地に広がる、憩いの場
子どもから大人まで楽しめる、赤穂の魅力が詰まった海浜公園
兵庫県赤穂市は、古くから塩づくりが盛んな地域として有名です。400年にわたって続いた入浜式塩田、その後、昭和20年代後半から主流の製塩法となる流下式塩田があった広大な跡地に、1987年兵庫県立赤穂海浜公園が開園しました。人と人が楽しくふれあい、赤穂の魅力を存分に満喫できる公園として、地域の自然環境や歴史的背景をいかした施設・設備が充実しています。
子どもたちに人気なのが、バラエティに富んだアトラクションがそろう遊園地「タテホわくわくランド」です。高さ50mの大観覧車からは、小豆島や家島諸島が一望できます。公園の中央にある大きな2つの人工湖は、赤穂の名前の由来となった蓼の「赤」、赤穂の象徴でもある塩の「白」にちなんだ、「赤湖」と「白湖」。千種川河口から取水している全国でも珍しい海水と真水が混合した湖で、さまざまな魚が生息しています。ボートに乗ってのんびり過ごすのもおすすめです。まわりに点在する広い芝生広場は、お弁当を広げてのピクニックやレクリエーションにも最適な憩いの場。園路には四季の花々が咲き、散策も楽しめます。ほかにも、「瀬戸内海と塩」をテーマに学べる体感型科学館「海洋科学館」や塩田施設を復元した「塩の国」、テニスコートなどの運動施設、オートキャンプ場も完備。子どもから大人まで、多くの人でにぎわいます。
- 〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎1857-5
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ウェブサイト
- ・JR播州赤穂駅からウエスト神姫バス御崎経由かんぽの宿赤穂行きで10分、バス停:明神木[みょうじき]下車、徒歩15分(土・日曜、祝日は直通バスあり)
・山陽道赤穂ICから県道32号経由6km10分